Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 11
オラクルが認定しているJavaの資格試験の一つです。通称「Java Se Silver11」
難易度は3種類、Bronze,Silver,Goldとあり、ちょうど真ん中にあたるレベル。これからJavaの仕事を考えている方や経験1~2年くらいの人におすすめの資格です。
試験料
受験料(税込):32,340 円
安く試験を受ける方法
楽天にて電子チケットが35,200円 (税込)で購入できます。通常より安く買えるのでおすすめです。
試験の詳細
試験会場が空いていればいつでも受けれる、CBT方式となっています。土日は特に予約が埋まりやすいので急ぎの方は最低でも4週間程度前には余裕を持って予約しておいた方が良いです。
出題形式 | 試験時間 | 出題数 | 合格ライン |
選択式 | 180分 | 80問 | 63% |
試験範囲
試験内容のチェックリストとしてまとめてあります。
学習期間
前提知識として業務ではJavaを使用したことはありませんが、個人的にSpringフレームワークでアプリケーションを作成した経験がありました。次の案件がちょうどJavaを使っているWebの仕事だったのでキャッチアップもかねて、資格の学習を開始しました。
学習期間としては1ヵ月程度で、約80時間くらいです。まったくプログラミングをしたことがないという方はまずは何らかのアプリケーションを作成してみることをおすすめします。座学だけだと頭に入ってこないです。
学習内容
Javaの知識がある人
範囲は浅く広くですが、徹底攻略Java SE 11 Silver問題集[1Z0-815]対応通称「黒本」と呼ばれる書籍をやりこめば問題ないです。
紫本や白本もありますが、私はJavaを個人的にさわっていたこともあったので黒本のみで受験しました。
やりこみ具合についてですが、各章を8割以上の正答率になるよう3周程度とわからないとこは実機で動きを確認。総仕上げ問題を1つ残しておいて試験1週間前にやりましたが、5割程度の正答率で試験に挑みました。※本番は結構危なかったです。
Javaの知識が無い人
黒本の作者が主催する夜間インターンに参加するのがおすすめです。IT企業の新人研修で学習する内容を学ぶことができます。私も第一回の時期に参加してましたが、仕事が忙しくなってしまって終盤は参加できませんでした。ただの講義と違ってオンラインで話を聞くだけではなく、参加者同士でコミュニケーションを取ったり、ディスカッションもあるので気が抜けない内容となっていました。実際にEclipsを使ってハンズオンでプログラミングしたりもしました。
Youtubeでの解説動画もあるのでこちらも視聴するとより理解が深まります。
まったくプログラミングにふれたことがない初めての方は、スッキリシリーズをやっておくと良いでしょう。他にもPython,C,SQLとシリーズがたくさんあるので各言語の入門書としておすすめです。
スッキリわかるJavaのオブジェクト指向をRPGのゲームに例えて学習する内容についてはカプセル化、クラス、ポリモーフィズムを学ぶ上でとてもわかりやすかったです。
試験当日
当日は写真を撮るので、清潔感のある恰好で言った方が無難です。
席が空いていれば前の試験に混ぜてもらえたりもするので早めに行った方が良いです。私は30分前に行きましたがすぐに受けることができました。
私が受けた時は最初の方に難しい問題が固まっている印象がありました。焦らずじっくり解いていきましょう。
試験後
試験が終わるとすぐにPCに結果が表示されます。
本番だと1段階、難易度が上がった印象でした。結構ギリギリでした。黒本を9割くらいを目安にやりこんだ方が良さそうです。
デジタル証明書も取得できます。
最後に
2022年7月~次の案件が決まりましたが、面談の時に意外と話題になって取得して良かったと思いました。ただし、ベンダー試験は値段がとても高いので、落ちるとかなりのショックです!なので準備はしっかりして挑みましょう。空きさえあればいつでも受けれる試験が多いので、もし体調が悪かったり、受かる自信が無い場合は試験日をリスケするのもありだと思います。
何か疑問点などあれば、お気軽にDMください!