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基本情報技術者試験

基本情報技術者試験資格試験
基本情報技術者試験
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IPAの国家試験、基本情報技術者試験を受けてきたので紹介します。

※(2023/04から試験体系が変更しています。過去の試験制度の記事となります。)

基本情報技術者試験とは

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構が実施する情報処理技術者試験の国家資格。

ITを活用したサービス、製品、システム及びソフトウェアを作る人材に必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者

IPA(情報処理推進機構)

試験の時期

例年、4月頃~5月頃(上半期)と10月~11月(下半期)に行われる。

午前試験と午後試験に分かれておりそれぞれCBT方式(コンピュータを使った試験)で行われ、各々別日に受けることも可能。

以前に受けた情報セキュリティマネジメント試験でも書きましたが、資格の試験自体にあまり慣れていない方は午前と午後の試験を別日にすることをおすすめします。私も受験した当時は午前のみでかなり疲れきってしまいました。午後を別日にしておいて正解でした。

受験料

7,500円(消費税込)※2022年4月~

全体構成

合格点は午前60点、午後60点となります。

試験時期試験時間問題数回答方式
午前15080多肢選択式
午後15011(必須3問 選択2問)多肢選択式
試験の構成

基本情報技術者試験 午後問題の構成

必須問題3問、選択問題2問 計5問を選択。

問題項目分野配点
1必須情報セキュリティ20
2~5選択(2問)ソフトウェア・ハードウェア 
データベース 
ネットワーク 
システム戦略
15
6必須データ構造及びアルゴリズム25
7~11必須ソフトウェア開発 C
         JAVA
         Python
         アセンブラ
         表計算
25
午後試験の構成

学習期間

受験時のスペックですが、プログラマ―3年目となった年です。情報セキュリティマネジメント試験を合格していたこともあり、ステップアップのため試験を受けました。

学習期間は1ヵ月で約100時間程。午前問題は過去問道場の過去10年分を1周解きました。午後問題に関してはセキュリティ、ネットワーク、データベースのほぼすべての問題を1回、ソフトウェア開発 (JAVA)は15回分、アルゴリズムとデータ構造は8回分解きました。

試験開始までの仕上がり具合が残っていたので貼っておきます。

過去問道場の午前

過去問道場の午後

午前対策

試験問題の非公開への同意をしているため、資格の学習時に使ったテキストやサイトのみを以下にまとめます。

情報セキュリティマネジメント試験の時と同じ対策で問題ないです。

IT知識がある人

情報系の大学を行かれている方や、ある程度知識がある人にとってはそこまで対策は必要ないかもしれません。問題形式に慣れるために、ひたすら基本情報技術者試験ドットコムをやりこみましょう。

IT知識が無い人

何らかの書籍を買って教科書代わりに使いましょう。

費用を抑えたい方はメルカリなどで、過去の書籍(平成31年度)であれば600円程度で購入できるのでそちらを購入しても問題ないと思います。私は教科書代わりに使用しました。

その後、基本情報技術者試験ドットコムをやりこみましょう。

午後対策

配点がセキュリティ20点、選択問題が15点×2、データ構造及びアルゴリズムとソフトウェア開発が各25点と必須問題の配点が高くなっています。

当日にどのような問題が出題されるかが不明なため、苦手問題を捨てずに満遍なく対策をした方が良いでしょう。

試験後の話ですが、セキュリティとデータベースは得意だったので満点目指しましたが、結果は6割と非常に悪かったです。その代わり苦手なアルゴリズム問題で6割以上取れてたので、なんとか合格できました。

基本情報技術者試験ドットコムの午後試験を時間が許す限り解いていきましょう。

必須問題について

問1 情報セキュリティ(必須)選択問題

情報セキュリティマネジメント試験で学んだ分野だったため、そこまで対策してないです。

用語は人に説明できるレベルまで理解しておいた方が良いです。

問6 データ構造及びアルゴリズム(必須)

問題の見方がわからなかったので、こちらの書籍を使用しました。

一度過去問をやってみて、疑似言語特有の書き方が全く理解できない方は一度書籍での学習をおすすめします。データ構造及びアルゴリズムが個人的には一番難易度が高いので、とにかく理解できるまで時間をかけていきましょう。

問8 ソフトウェア開発 JAVA(必須)

JAVA Se11 Silver試験でJAVAの学習をしていたため、特に対策はしていません。

プログラミングをしたことが無い人は表計算を選んだ方が無難なようですが、せっかくの学べる機会なので好きな言語を選んでも良いと思います。

こちらも過去問を解いていきましょう。わからない場合は一度自分でコードを書いてみてデバッグで止めながら動きを確かめるとわかりやすいです。こちらの過去問を初回で合格点取れる人は即戦力で業務に入っていけるでしょう。それぐらい難易度高いです。

選択問題について

選択問題は問2~5までの3問がランダムで出題されます。※間違えやすいので注意

そのため、最低でも3問以上の対策が必要となってきます。

私は今後業務で使うであろうデータベースとネットワークを選びました。

出題形式の例:データベース、ネットワーク、システム戦略

問3 データベース(選択)

基本的な構文は実務とOracle DB Silver本で学びました。

座学だと頭に入らないので、実際にデータベースを作成して基本的なCRUD処理や基本構文の練習をしてみることをおすすめします。

問4 ネットワーク(選択)

ネットワークの業務経験や知識が無く対策がわからない分野だったので午後問題をひたすら解きました。

試験後の話ですが、ネットワークを理解するためにCCNAなどの資格試験を先にやっておけば良かったなぁと思いました。

試験当日

身分証明書と予約の確認表(プロメトリックにログイン後に確認できる)の2点を必ず持参しましょう。この2点が無いと受けれなくなるので必ず確認。

予約の確認表はスマートフォンで見せるだけでも問題ないですが、心配な方は印刷していきましょう。

メモや筆記用具など全て持ち込み不可となります。

試験後

以前に受けた情報セキュリティマネジメント試験と同じく、試験後すぐにメールで結果が送られてくるのですぐに見れることができます。※遅くても一日くらい。

最後に

基本情報技術者試験

IT全般の基礎的な知識を身につけたい方や、これからIT業界に就職を考えている方などにおすすめです。

IT業界で働くうえで最低限知っておいてほしい知識全般を学ぶことができるのでまだ資格を持っていない方は取っておいて損はないです。
IPAの高度試験でも今回学んだ知識が必ず必要となるのでITパスポート → 情報セキュリティマネジメント試験 → 基本情報技術者試験のように段階的に学習していくと一発合格しやすいかと思います。

何か疑問点などあれば、お気軽にDMください!

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