AWSの認定資格SAA(Certified Solutions Architect – Associate)を受けてきましたので体験談を記事にしました。
※(2023/02/15時点の情報となります)
AWS Certified Solutions Architect – Associateとは
AWS(Amazon Web Services)が提供するクラウドコンピューティングサービスの認定資格です。
取得することでクラウドの専門知識を証明してくれます。
SAA(Certified Solutions Architect – Associate)はAWSの基礎的な内容をより深く学べるため初心者~中級者におすすめの資格となっています。
AWS認定資格について
試験料
16500円(税込み)
試験時間
140分
問題数
65問
学習期間
2週間(CLFを合格してから受験しました)
持ち物
必要なものは運転免許証とマイナンバーカード(顔写真付きの証明書+身分証明書)
PCに時間表示されるため、腕時計などは持ち込み禁止です。
筆記用具やメモはホワイトボードが配布されるので必要ないです。
学習内容
【SAA-C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
おすすめの問題集です。
一つの模擬試験を終わらせるのに約1時間かかるくらい長文問題が多いです。問題文を読んで理解するだけでもかなり難しかったです。実際の試験に近い難易度かと思いますのでやりこんだ方が良いです。
基本的にはSAA-C03版模擬試験を重点的に復習しながら、高難易度の模擬試験を行いました。模擬試験をするとかなり時間がかかるので、最後はひたすら間違ったところを見直しました。
内容 | 試行回数 | 最終正答率 |
SAA-C03版模擬試験① | 3 | 75% |
SAA-C03版模擬試験② | 3 | 75% |
SAA-C03版模擬試験③ | 2 | 73% |
SAA-C03版模擬試験④ | 2 | 81% |
高難易度の模擬試験⑤ | 2 | 76% |
高難易度の模擬試験⑥ | 2 | 60% |
【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座
ハンズオン形式でAWSサービスを学べます。
ハンズオンをしたほうがより理解が深まるためやった方が良いかと思います。マネージメントコンソール画面を見るとわかりますが、非常に機能が豊富です。座学では学べないないような内容かと思いますので是非時間に余裕があるかたは触ってみてください。
Ping-t
CLFの時も使用していたのですが、3周ほど、模擬試験で90%が常時取れるくらいやりこみました。
実際の試験よりも簡単ですが、サービスについて学べるので基礎の土台作りにおすすめです。
合格体験記で合格者たちの生の声を聴けるのでとても参考になりました。
Cloud Tech
SAA対策コース 問題集の1-500を1周、解きました。
とにかく問題数が多いので、時間の余裕がある方で様々なサービスについて学習したい方はおすすめです。実際の試験よりも範囲広めで簡単です。
AWS Certified Solutions Architect – Associate 公式練習問題集
公式練習問題集です。初見で55%でした。こちらでだいたいの出題傾向などがつかめると思います。
実際の試験はこれより難しい問題が多数出題されるため、問題を参考に準備していきましょう。
AWS Certified Solutions Architect – Associate 公式練習問題集
試験について
見直し含めて90分程度で終わりました。
CLFと比べてかなり難しかったです。試験終了時点で、迷った問題が22問程あったので合格できるかどうか不明でした。結果はぎりぎり合格でした!
合否判定の注意点ですが、以前は試験の結果が試験終了後の画面に表示されていたようですが、今はされないようです。なのでアカウントから確認しましょう。
ほとんどのAWS認定試験は、試験終了時に合格・不合格の結果を表示することはありません。詳細な試験結果は、受験完了から 5 営業日以内に、AWS 認定アカウントの [Exam History (試験履歴)] から確認できるようになります。試験に合格した場合、試験結果がAWS認定アカウントに掲載される前に、Credlyデジタルバッジの通知メールが届く場合があります。Credlyは、弊社が認定するデジタルバッジプロバイダーです。
https://aws.amazon.com/jp/certification/faqs/
AWS Certified Cloud Practitioner、AWS 認定Machine Learning – Specialty、AWS 認定 SAP on AWS – Specialtyの試験は、試験終了時に合否が表示されます。
スコアレポート
4-5時間でスコアレポートがダウンロードできるようになるようです。
最後に
受験した感想ですが、SAA-C03はサービスの知識と応用についての問題が多数出題されるため、AWSのハンズオン経験が無いとかなり厳しい試験だと感じました。※シチュエーションで答えが変化するため経験が大事
また、2022年の改定によって問題がかなり難化したそうです。(Udemy調べ)
実際に受験してみて問題を理解するのにめちゃくちゃ時間がかかりました!
・単にサービス名を答える問題がほぼ出題されなくなった。
依然は試験に10問~20問はありましたが、現在は数問程度です。C02版ではクラウドプラクティショナー試験と重複するような単に、Amazon FSxやAuroraなどのサービス名を回答すれば良い問題が多数出題されていましたが、これが激減しました。・問題文と選択肢が長文化した。
最近の問題はあきらかに問題文が長文化しており、また回答オプションも長文なものが多くなっています。依然はプロフェッショナル試験に出題されていたKinesisを利用した複雑なストリームデータ処理のアーキテクチャを答えるような問題が多数出題されるようになり、01版のプロフェッショナル試験と重複している傾向があります。おそらくプロフェッショナル試験が02版に更新されたのと合わせて、難易度を変更したようです。
結論として、現在実施されている03版は難易度がかなり高くなったと思われます。
【SAA-C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
今後も試験はアップデートしていき、そのたびに難化する傾向があるようなのでハンズオンを交えたより実践的な学習をする必要があるでしょう。
最後にAWS試験は書籍や学習のロードマップは充実しているので準備と対策をしていけば必ず合格できるかと思います。