GitとGitHubでプルリクエストをする時の手順です。エディタはVScodeを使用します。
現場で利用経験が無い方が多いので説明用にまとめました。
プルリクエストとは?
プルリクエストはブランチで行った変更の依頼をすることです。
ブランチをレビューをすることで変更が正しいかの確認をすることができます。
前提条件
こちらの記事の続きからとなります。
手順
- developブランチからfetureブランチを切る
- fetureブランチをGitHubのrepositoryにpushする
- GitHubでdevelopブランチにpull requestをする
- GitHubでpullRequestをdevelopブランチにmergeする
developブランチからfetureブランチを切る
ブランチの切り方に関してはこちらの記事を参考にしてください。
fetureブランチをGitHubのrepositoryにpushする
ステージング、コミット、プッシュまではこちらの記事を参考にしてください。
GitHubでdevelopブランチにpull requesをする
「2. fetureブランチをGitHubのrepositoryにpushする」でpushしたrepositoryが表示されていることを確認します。developに対してpull requestをしていきます。
「Pull requests」を選択
「New pull request」を選択
baseが変更内容の取り込み先ブランチとなります。
compareが取り込み元のブランチとなります。
baseにcompareで選択したブランチの変更を取り込む。
「base:develop」「compare:feature」に変更します。
これでdevelopにfeatureで変更した内容を取り込むことができます。
必ず取り込み先と取り込み元の確認を行うようにしてください。
後は「Able to merge」の表記を確認してから「Create pull request」を選択する。
「Write」にpull request内容を書きます。
現場ごとに書き方変わってくると思いますが、何の修正・変更点なのかを記述することが大事です。
画面だと結果の画像を入れるとわかりやすいので入れておきます。
pull requestの書き方サンプル
# 大量のテキストボックスコンポーネントのレンダリング手順を追加しました。
## 変更点
1. テキストボックスをコンポーネント化
```<input type='text' name='input01'></input>``` → TextBox.jsx
2. map関数にてレンダリング
```{data.map((value, index) => {
return (
<div key={index}>
{data[index].map((value, index) => {
return <TextBox key={value} index={index} />
})}
</div>
)
})}
```
## 結果のレイアウト
![image](https://github.com/TokutyTok/React-Code-Collection/assets/55052628/49942d51-92df-4262-b721-ef79cb7d6f7c)
markdown形式なのでPreviewで結果が見れます。
問題無ければ「Create pull request」を選択する。
Pull requestが完了しました。
下の方にスクロールするとpull request結果の取り込み確認画面があります。
何か問題があれば「Comment」することもできます。
何も問題無ければ「Merge pull request」を選択するとfeatureでの変更点がdevelopに取り込まれます。
「Confirm merge」を選択する。
mergeが完了しました。
「Delete branch」を選択するとGitHub上のfetureブランチを削除することができます。
複数人で開発しているとブランチが大量に残ることになるので、何のブランチかが本人以外にわからなくなったりします。取り込み完了したブランチは削除しておいたほうが良いでしょう。
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